3月31日（日）2024年度ポリオの会総会・第1回定例会終了しました
遅れていた桜の開花が一挙に進むような、まるで初夏のような一日、ポリオの会総会・定例会が行われました。
初めての会場「すみだ産業会館」は、錦糸町駅南口前「錦糸町マルイ」の9階で非常にわかりやすい場所でした。
窓外には東京スカイツリーの全景がよく見え、清潔感のある素敵なお部屋でした。
会場参加者は約50名、オンライン参加者は10名と、徐々にコロナ以前の状態が戻ってきました。
総会では、令和5年度決算報告、令和6年度予算案、監査役および世話役の承認の3つの議案が無事承認されました。
午前の残る時間は、初めての参加者、久しぶりの参加者、オンライン参加の方も交え、各自の近況を共有しました。
午後のトピックは、映画「窓ぎわのトットちゃん」の製作チームのお話でした。
この映画は、昨年末公開後日本全国で大きな話題を呼び、日本アカデミー賞優秀賞他各賞を受賞しました。今後はアジア各国での上映も予定されているとのことです。
ご登壇されたのは、シンエイ動画株式会社八鍬監督、高橋プロデューサー、増谷プロデューサーの３名でした。
参加者からの質問、映画を観た感想に、３名のゲストが答えるという形式で進行しました。
参加者の質問、感想はやはりポリオの泰明ちゃんの描き方に集中した感がありますが、３名のゲストはすべての質問に、とても誠実にお答えいただきました。
その場でしか聞けない製作秘話等も披露され、その都度会場にどよめきや笑いが起こりました。
製作のみなさまは、定例会への参加、行事への参加、会員の個人指導を含め何度もポリオの人の動作について研究を深めていただきました。
１本のアニメーションを作るのに、これほどの時間と労力をかけるのかと驚嘆の想いでした。製作者の情熱と訴える力ががギュッと詰まった秀逸な作品です。
ご丁寧なお話に、参加者は満足感一杯、とても贅沢な１時間があっという間に過ぎました。
お忙しいところお出でいただきました３名のゲストのみなさまには、心から感謝申し上げます。
映画を見逃した方に耳寄り情報です。５月29日よりBlu-ray、DVDが販売、レンタルされます。ぜひ、ご活用ください。
次回ポリオの会定例会は、７月21日（日）会場北とぴあで「ミニ福祉機器展」を予定しています。
ポリオの会のホームページは こちらです。
